インスリン物品の予備について
インスリンを使用している方へ。
インスリンは血糖を下げるお薬ではありますが、食べたものから糖質を体に取り込む役割をしています。
生きていくためには、体がブドウ糖を取り込むことは必須であり、取り込めないと命にかかわってしまいます。
インスリンは単に血糖値を下げるだけのお薬ではなく、体にとって生きていくのに必須のホルモン製剤なのです。
そのためインスリンを使用している患者様(特に1型糖尿病、2型でもインスリンを複数回使用している方)にとってインスリンは常にすこし予備があるようにしておくと安心です。
災害や都合が合わず受診ができず、薬が手元にないという状況がないということがないように、受診の際に自宅に残っているインスリンの量や、針などの数を把握しておき、主治医へお伝えください。
そうすれば、次回予約までに必要なインスリン物品と予備分を考慮して処方することができます。
「受診しようと思っていたら災害が起きてしまった!!インスリンがもうない!!」
ということにならないように手元にはある程度余裕をもってインスリン物品があるようにしましょう。
当院は院内にてインスリン製剤・注射針をお渡ししています。
院外薬局へ行く移動が大変・薬局での待ち時間が割けないという方は
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