コロナワクチンに思うこと
コロナワクチンが高齢者は春夏接種という方向に名古屋市はなっております。
真面目に国の言う通りに接種を繰り返している方は、6,7回目の接種となります。
色々難しいことは置いといて、、、感覚的にも打ち過ぎと感じますね。
そもそもオミクロン株はほぼ肺炎を起こさない、重症化しないと分かってきているのに予防接種がこんなに必要なのでしょうか。
予防接種はかからないためではなく、重症化を防ぐためのものです。
では、あまり重症化しないウィルスに対して打つ効果はどこまであるのでしょう。世界でも6,7回目とすすんでいる国は日本ぐらいですが、立ち止まることはしないのでしょうか。
私としては、患者様にコロナワクチン6回目どうしよう?と聞かれたら「まあ、打たなくてもいいんじゃないかな~。」と言っています。
そもそもはっきり効果が不明瞭なものに、医師が是非打ちましょう!というのもおかしな話ですし、私自身は自分で考えた結果3回で接種は辞めているのを他人に勧めるのもおかしな話ですと思っています。
はっきりと言い切ることはできないですが、コロナワクチンを打ちたくない!と思わせるようなワクチン副作用もやはり耳にします。
また自分はコロナワクチン打ちたい!という患者様には「どうぞ~」と接種もしてきました。
基本的に患者様ご本人の体についての最終決定はワクチンだけでなく、内服薬もふくめ、ご自身で納得して選択するものと思っていますので医学的に道を外した選択ではない限りは尊重をいたします。
ただこれだけは名古屋市に感じていることとして
肺炎球菌ワクチン接種は全く高齢者へお知らせを郵送しないのに
なぜコロナは多すぎるぐらいでも郵送をするのか!!おかしいですね。
肺炎球菌は本当に肺炎を起こします。超高齢者では肺炎は命にかかわります。
それなのにご高齢の方はコロナワクチンの通達が頻回にくることで、肺炎球菌ワクチンの存在を後回しにしていた、忘れてしまっていたという状況をかなり多く見かけます。
世の中のマスコミや名古屋市がコロナワクチンを打たないと!!という刷り込みをしたことで本来打っておくべきであったワクチンをないがしろにしてしまっているのは残念なことです。
ひとまず当院にご来院された高齢者、とくに基礎疾患がある超高齢の方には「コロナワクチンを打つのもいいけど、肺炎球菌ワクチンの方が5年に1回で済むし重要性も高いですよ。」と診察室ではお話をしていきます。