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花粉症に対する注射治療

[2026.02.16]

ノイロトロピンによる花粉症治療を導入しました。

ノイロトロピンとは

ウサギの皮膚から抽出された安全性の高い非タンパク性の活性物質が含まれた注射液です。ノイロトロピン注射の、おもな作用としては以下のことがわかっています。

  • ノルアドレナリン作動神経、セロトニン作動神経の活性化
  • 鼻粘膜ムスカリン作動性アセチルコリン受容体増殖の抑制

ノイロトロピンは「アドレナリン作動神経」と「セロトニン作動神経」に作用して、痛みを抑えることが知られています。このため、腰痛や首・肩の痛み(神経痛の治療薬)に使われていました。

花粉症により大量に分泌される「ヒスタミン」や「ロイコトリエン」が、鼻粘膜に働くことで、「ムスカリン作動性アセチルコリン受容体」という部位に結合して、鼻水やくしゃみなどの症状が現れます。ノイロトロピンは、この受容体増殖を抑制することで、花粉症の症状を抑えることができるのです。

また、ヒトの体を守る細胞であり、アレルギー反応を起こす細胞でもある「好酸球」の作用を抑えることもわかっています。

スケジュール

皮下に注射します。週1~2回の頻度で、計6回程度使用するのがおすすめです。症状や効果に個人差がありますので、症状や効果をみながら適宜追加は可能です。

費用

ノイロトロピン注射の費用は保険適応ため3割負担の方で初診では1回1000円程度、再診では1回500円程度となります。

注意

  • 副作用として発疹、掻痒感、眠気、ほてりが報告されています。
  • 妊婦あるいは授乳婦において安全性が確立されていないので、原則として注射を行いません。

効果は個人差が多く7割ぐらいの人には効果があると言われています。内服のみで効果が今一つと感じている方に、お試しいただければと思います。

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