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睡眠時無呼吸症候群(対面のみとなりました)

睡眠時無呼吸症候群とは

睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に呼吸が繰り返し止まってしまう病気です。

症状としては夜間のいびき、起床時の頭痛や日中の眠気がよくみられます。睡眠不足から集中力の低下や全身倦怠感につながり、不注意による交通事故を引き起こす原因になり得るのです。中には眠気などの自覚症状を感じないまま過ごしている重症の人もおり、検査・治療をして初めて症状があったことに気づく場合もあります。

運転する機会が多く、日中眠気をよく感じることがある方は一度検査をしてみましょう。

 

SASと合併症

 

そして重大な問題としてこの病気は、高血圧、糖尿病などの生活習慣病と密接な関連があり、放置しておくと心筋梗塞や脳卒中など循環器系の病気を発症する危険があることがわかっています。

高血圧症は併発頻度が高く、とくに薬物治療に反応が悪い「治療抵抗性の高血圧症」では8割に睡眠時無呼吸症候群を合併しています。

また糖尿病においても、睡眠不足がホルモンバランスを崩し、血糖コントロールを悪化、食欲も過食傾向になり肥満へ繋がることも指摘されています。

生活習慣病の治療を効果的にするためにも、睡眠時無呼吸症候群を疑う際は検査をしてみることをお勧めします。

当院にてアプノモニターという検査が可能です。

そして治療適応であった際には、加療を継続的に行えるようにサポート致します。

睡眠時無呼吸症候群の診断の流れ

睡眠時無呼吸症候群の主な治療法 

(1)持続陽圧呼吸療法(CPAP) 

持続陽圧呼吸療法(CPAP)と呼ばれる装置を使った治療で、睡眠時にマスクを装着してそこから空気を送り込むことにより気道が塞がるのを防ぎます。日中の眠気が強い患者さんや中等症〜重症の患者さんに行われます。保険適応になる基準があるため、基準を満たした重症の方は総合病院にてまずは導入してもらうことになります。導入後は当院にての継続的な対応を致します。

 

(2)口腔内装置(OA)治療

寝ている間にあごが下がって気道が塞がるのを防ぐために、患者さんの口に合うマウスピースを作って就寝時に装着する治療法です。マウスピースをつけることで下あごが固定され、寝ている間に気道が塞がるのを防ぎ、呼吸を楽にします。軽症〜中等症の患者さんやCPAP療法ができない患者さんに対して行います。
マウスピースによる治療はCPAP療法と比べると気道が塞がるのを防ぐ効果は低くなりますが、装置を装着する手間が少ないのがメリットです。いびきに対しても効果があるといわれています。

当院は歯科併設されていますので、ご希望の方はご相談ください。 

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