糖質制限について、お薬を飲んでいる方へ
糖尿病と診断され、お薬を飲んでいる方の食事についての注意
お食事はできるだけ、決まった時間に定期的に食べましょう。
血糖値にとって、ダラダラ食べ続けるのは良くないことは当然ですが
食事と食事の間が空きすぎるのも、低血糖の心配があります。
また厳格すぎる糖質制限食も投薬を受けている方は、低血糖リスクが高まりますので危険ですのでやめましょう。
適切な炭水化物量が、ご自身でよく分からないという方は一度栄養指導を受けるとよいと思います。フードサンプルを見ながら適切量を手にとってもらいます。
特に運転をされる方は、運転中に低血糖発作を起こさないような配慮が必要です。
運転中に低血糖をおこせば意識が遠のき、運転操作を誤れば事故を招きます。ご本人様がけがをするだけでなく、子供たちが歩いている道に車で突っ込んでしまうなどといった惨劇を起こす可能性も0ではありません。
ブドウ糖がなければ脳は働きません。運転中の低血糖は非常に危険なのです。
タクシー運転手さんや長距離ドライバーの方などが、糖尿病治療をするときはお薬の種類もできるだけ低血糖を起こしにくいものを選びでいますが、患者様も食事と食事の間の時間が空きすぎないようにしましょう。
もし食事スタイルが、1日3食でない方や何かを強く制限した食事にしている方は診察の際にお伝えください。
そうすれば、その食事スタイルを考慮した上での処方を検討いたします。