下肢の痛み・しびれのお薬について
足のしびれ、痛みがある方はお歳を重ねると増えてきます。
脊柱管狭窄症などの腰椎からくる痛みの場合や、糖尿病性神経症場合など原因は様々ですが神経痛といった部類の痛みとなります。
そうなるとよく処方されるのが「リリカ(プレガバリン)」です。
効果がある人もいれば全く効果のない人もいます。
そして高齢者は副作用が強くでる印象があります。ふらつき、めまい、起きれないなどの訴えが多いです。
また、若い方では副作用を全く感じない方もいます。
服用してみて副作用がそこまでなく効果があれば継続すると良いでしょう。
逆に効果もよくわからない、ふらつきがあるという方は中止した方が良いと思います。
当院でもリリカ(プレガバリン)を神経痛の方に処方していますが、効果不良、副作用があると判断した際には中止を指示しています。
そのほかにもしびれに対応している漢方薬(牛車腎気丸や八味地黄丸、冷えが気になるなら当帰四逆加呉生姜湯など)やビタミン剤(ユベラ)などもありますので、ご希望があれば処方を変更して試してもらっています。
やはり痛みやしびれのお薬というのは、効果もないのに漠然と服用を継続するというのはメリットがなく、副作用の心配だけ必要になってくるというマイナスが大きいです。毎日服用をしている方はどこかで一旦立ち止まって継続した方がよいのか、辞めてみてもいいのか検討をお勧めします。