メニュー

GLP1受容体作動薬の使い分け

[2024.07.13]

糖尿病治療で、GLP1受容体作動薬を当院でも多くの患者様に導入し血糖コントロールが改善しています。

ただこのGLP1受容体作動薬はいくつか種類があり、それぞれ特徴があります。

減量・食欲抑制効果を期待するのであれば、マンジャロが一番適しているので、当院でも現在糖尿病治療でのGLP1受容体作動薬として一番多くの方に使用しています。

しかし、肥満もなく、食欲コントロールが必要な状態ではないけれど内服だけでは血糖コントロールが上手くいかない方はトルリシティーが適しています。

マンジャロは食欲抑制・減量効果がすぐれている分、どうしても吐き気、腹痛などの副作用が出現しやすくなります。(全く副作用がない方も多いですが)そのため、減量の必要がない方や高齢の方であればトルリシティ―の方がトラブルがなく継続できる印象です。

患者様の特性に合わせたお薬の組み合わせで、副作用に困ることなく治療効果が一番出せるような工夫をこれからも継続していきます。

*栄養指導も徐々に枠が増えてきています。一番の副作用がない治療ですので、是非ご活用ください。

 

 

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME