訪問服薬指導を知っていますか??
訪問診療や往診は知っていても、訪問服薬指導といったサービスを知らないという方が多いなと思います。
外来には何とかまだ月1回や2か月に1回行けるけれども、お薬を取りに行く、またご自宅で管理するのが困難になってきたという方には
大変便利なシステムとなっています。
外来通院・訪問診療を受けたあと患者様は処方箋をもらい、その後薬局へ行かれてお薬をもらいに行くというのが現在日本の一般的な診療の流れとなっています。
(当院はその院外へ行くという手間を不要な方には省くべく院内処方をしています。)
しかし院外薬局のメリットもあります。薬の選択肢が多い、一包化が可能、訪問服薬指導が可能といったところがメインのメリットでしょう。
お薬が多いと一包化といって朝昼夕などに服用すべきお薬を1袋にまとめてくれるサービスが薬局にはあります。
そのためご高齢で数種類の内服があり、まとめてほしいという方へは院外薬局へ依頼しています。
また帰宅後、お薬をもらってきても服用忘れが多く管理が困難という方も多いでしょう。
院外薬局へ取りに行くのが困難、帰宅してからも服薬管理が困難という方は訪問服薬指導という選択肢を考慮してみてください。
薬局さんと訪問服薬指導の契約をすると、今後通院・訪問診療を受けたあとはお薬は自宅で待っていれば
薬剤師がお薬を自宅へ配達しお薬カレンダーへ飲み忘れがないようにセットしてくれるサービスを受けることができます。
そして服用忘れなどがあれば主治医へ連絡がきますので、残薬が多ければ次回受診時に処方日数を調整することも可能です。
ご高齢の家族で、そのようなことに不便さ・苦渋している方がいらっしゃいましたら一度当院へご相談ください。
ケアマネ・薬局と連携をとり、外来通院・訪問診療どちらの時期でも訪問服薬指導が受けることができるように手配が可能です。