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帯状疱疹ワクチン実施しています。

[2023.03.04]

当院ホームページ予防接種のページにも記載をしていますが50歳以上の方は

帯状疱疹ワクチンの接種をお勧め致します。

名古屋市は帯状疱疹ワクチン接種の費用半額を補助しています。

*2種類のワクチンがあります。

シングリックス 2回接種が必要です。

1回につき10800円の自己負担金となるため、合計21600円となります。

ビゲン 1回のみ接種です。

自己負担金は4200円となります。

シングリックスの方が明らかに予防効果は高いのですが、2回接種が必要かつ費用が高いので、患者様のご希望でどちらを接種するかを決めてもらいます。

 

接種をご希望の方は、まずはつゆはし内科へお電話をお願い致します。

お名前ワクチンの種類接種希望日をお伺いいたします。

来院は接種日のみで対応ができます。

接種翌日は副反応として熱・倦怠感がでやすいため翌日予定がない日での

接種をおすすめします。

 

*帯状疱疹について

帯状疱疹は、水ぼうそうと同じウイルスで起こる皮膚の病気です。
神経に沿って、痛みを伴う赤い斑点と水ぶくれが多数集まって帯状に生じます。症状の多くは上半身に現れ、顔面、特に目の周りにも現れることがあります

通常、皮膚症状に先行して痛みが生じます。その後皮膚症状が現れると、ピリピリと刺すような痛みとなり、夜も眠れないほど激しい場合があります。

多くの場合、皮膚症状が治ると痛みも消えますが、神経の損傷によってその後も痛みが続くことがあり、これは帯状疱疹後神経痛(PHN)ピーエイチエヌと呼ばれ、最も頻度の高い合併症です。
また、帯状疱疹が現れる部位によって、角膜炎、顔面神経麻痺、難聴などの合併症を引き起こすことがあります。

加齢、疲労、ストレスなどによる免疫力の低下が発症の原因となることがあります。50歳代から発症率が高くなり、80歳までに約3人に1人が帯状疱疹を発症するといわれています。

 

顔面や目の周りに出現すると入院になることも多く、悪化すると失明や顔面麻痺の危険もあります。また後遺症の痛みも、日常生活に影響を及ぼす症状です。また帯状疱疹になるとワクチン以上の医療費もかかってしまいます。

ワクチンは基本一生に一度ですので、接種をお勧めします。

 

 

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