熱中症と糖尿病のSICK DAYについて
急に気温が上がって、体調崩しやすい時期です。
あまり暑い日は外にいる時間を減らす、こまめに水分摂取をするなど注意をしてください。
暑い日の屋外でのマスクも、熱中症の危険が高まりますので気を付けましょう。
マスクをしてしまうと、呼吸での熱の発散が妨げられてしまいます。
特にお子様は、体が小さく体温が上がってしまいやすいため暑い日の屋外でのマスクは危険が伴います。
気分が悪いなというときに、涼しいところで少し塩分の入った水分を摂取し改善すればよいですが、飲んでも吐いてしまう、飲めないというところまで体調悪化をしてしまったときは点滴をしに病院受診をすることをお勧めします。
大抵は補液をすると、ぐっと楽になることが多いです。
また糖尿病がある方でコントロールが悪いとされている方は、特に脱水になりやすいので注意をしてください。
そしてくれぐれも、ポカリスエットなどブドウ糖が入った飲み物をがぶがぶと飲んで水分補給をしようとするのは絶対に辞めてください。
血糖値が急上昇して、さらに脱水になり、最終的に意識障害を起こすことがあります。
糖尿病のある方は、体調が通常の際の水分補給はブドウ糖が入っていないもので。
そして水分摂取や食事がとれないときはSICK DAYといって注意が必要なので病院へ受診するか電話で相談をしましょう。
食事がとれないときは低血糖の危険もあるため、お薬の微調整が必要です。すべての薬を中止するのも危険ですし、普段通り薬を服用するのも危険です。
かならず自己判断をせずに、医療機関へ相談しましょう。