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セレスタミン配合錠への注目

[2023.06.22]

ここ最近急に当院ホームページのセレスタミン配合錠に関しての

ブログ記載へのアクセスが増えていました。

セレスタミン配合錠について

何か世の中でセレスタミン配合錠に関しての注目が集まることが

あったのでしょうか??

どんな理由であれ、薬に対する関心が広まることは重要だと思います。

薬の知識やどの薬を服用するかの選択をすべて医師に委ねてしまうよりは、内服する患者様自身でも調べ理解して納得してから内服をされる方が安全だと思うからです。

医師といっても色んな科の医師がいます。そして皆専門外の疾患に関しても診察をし薬を処方しているのです。

常に医師が勉強をしてアップデートしていっても完璧と言い切れることはないでしょうし、医師も人間ですので間違った容量の薬を処方していることもあります。

よほど数日の風邪薬などは、そこまで神経質になる必要はないでしょう。

ただ毎日定期薬を服用されている場合、どんな薬を服用しているのか、何種類もたくさんの薬を服用しているのであれば本当に全ての薬が必要なのか、また腎臓の機能が悪い方は処方されている薬の用量が間違っていないかなど、、、少し処方されている薬に対し、実際服用する本人、もしくは家族が確認の目を持ってみるとよいのではないかと思います。

*腎機能が悪い方は、お薬の量が通常量より少なくしなければならないことが多くあります。しかし重度の腎不全の方に、許容量を超えた処方がされているのを何度も見かけることがあります。

 

薬局で薬剤師が確認しているから、大丈夫と思っている患者様も多いですが、、、実際はあまり確認がうまくいかない事情もあるのです。

理由の一つは院外薬局へは患者様の血液検査結果は報告をされないことです。なので医師の作成した処方内容が、腎不全の患者さんに量が適正かどうか確認しようがないのです。

またいくつもの医院、薬局をドクターショッピングされる方も注意が必要です。本来は1カ所のかかりつけ薬局で薬をもらっていれば重複している薬があったり、併用してはいけないく薬があったりすると把握されやすいのですが、色々なところにかかっていると把握から漏れてしまうことがあります。

やはり、自分の体を守るのは自分です。

せっかくお金も手間もはらって毎日服用している薬が、本当に体にとって有益かどうか、最終確認をした上で内服することをおすすめいたします。

当院の処方の関しても、もし疑問に思うことがあれば遠慮なく医師へお伝えください。

 

 

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