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肺炎球菌ワクチン接種はされていますか?

[2023.03.18]

一般的に、65歳を過ぎると、肺炎に罹患するリスクが高まります。

肺炎球菌は、日常でかかる肺炎(市中肺炎)の中で最も多い原因菌として知られています。

また、毎年冬季に大流行するインフルエンザに罹患すると、2次感染として肺炎球菌に罹患する確率が高いことも知られています。

このような感染症を予防するために、65歳を過ぎたら肺炎球菌ワクチンを接種することが非常に重要です。

特に、もともと呼吸器のご病気をもっている方(肺気腫や喘息など)や免疫力が落ちている方(糖尿病やステロイドなど免疫抑制効果の薬を服用)、80歳以上の方は是非接種をしましょう。

 現在、日本では65歳以上の方で、定期接種費用の一部を公費で負担できる 23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチン(商品名:ニューモバックス)と、任意接種の 沈降13価肺炎球菌結合型ワクチン(商品名:プレベナー)、上記2種類の肺炎球菌ワクチンの使用が可能です。


名古屋市では肺炎球菌ワクチン(ニューモバックス)は初回接種のみ補助があり自己負担金は4000円で接種することが可能です。初回以降は5年経つと効果が薄れてきますので、5年ごとに接種をしましょう。当院は2回目以降は1回7000円で対応しています。

また任意接種の 沈降13価肺炎球菌結合型ワクチン(商品名:プレベナー)も提供が可能ですが、こちらは値段が12000円程度の負担金となっております。値段が高く、ニューモバックスのみでも十分予防効果はあるので積極的には提案はしていません。しかし、プレベナーも併用した方が予防効果としてはさらに高まるためご希望があればお伝えください。

最後に肺炎球菌ワクチンいつ打ったか分からなくなっている方に関しては、5年以内に接種しても問題はありませんので、ひとまず区切り直しての接種も良いかと思います。

コロナワクチン推奨の流れがここ2,3年日本内で強かったため、重要な肺炎球菌ワクチンが忘れられているケースをしばしば見かけます。

一度接種記録を見直してみて、一度も接種したことがない、もう前回から5年経ってしまっていることがあれば、当院いつでも対応可能ですのでまずはお電話にて予約をお願い致します。

 

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